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2022-10-06

次男が顔面麻痺になった話

こんにちは

新木ひとみです。

 

今日はイメージコンサルティングのお話では無いのですが、

約4ヶ月前に次男が顔面麻痺になったので

そのお話をしたいと思います。

 

初めにお伝えしておきたいのですが、

今回のことは本当に突然のことで

すごく心配や不安になってしまったのですが、

沢山の方の応援メッセージや温かいお言葉をいただいて

私自身もすごく救われたので、

 

今度は私が

同じ病気になったお子さんの親御さんの

手助けに少しでもなれたらいいなと思い

この記事を書いています。

 

かなり長いので

ご興味が無い方は飛ばしてくださいね^^

 

1、発症〜入院まで

日曜日の夜、次男が泣いたときに

「あれ?顔が半分動いてない!」

と気付いたのが始まりでした。

その時間病院はやっていないのでとりあえず一晩寝て、

次の日の朝に近くのかかりつけ医に向かいました。

 

お医者さんから、

「これは顔面神経麻痺かもしれないから、

明日の朝一で大きな病院へ行ってください」

と言われ紹介状を書いてもらいました。

 

この時に初めて顔面神経麻痺なのか!と気づき、

ネットで色々検索し始めました。

とはいえ、子供で顔面麻痺になる子は少ないらしく

(10万人に3,4人くらいらしいです)

情報が全然なくて不安な1日を過ごしました。

 

次の日は朝一で大病院へ。

まずは小児科で見てもらったところ

「顔面麻痺ですね、色々検査しましょう」

と言われ、血液検査(コロナ検査含む)をしました。

 

検査の結果、

エンテロウイルスというのが陽性でした。

小児科の先生からは

「恐らくこのウイルスが原因でしょうね、

ただ脳の問題の可能性も排除できないので

耳の検査とMRIも取りましょう。

今日から入院で10日間くらい入院になります。」

と言われました。

 

この時点で、

「あれ?これは大ごとなのでは!?」

と思い始め、更なる不安の波が・・

(大病院も入院も初めてでした)

 

そこから耳鼻科で耳の検査をし、

(泣きまくるので検査できなかった泣)

入院病棟に移りました。

 

その日の夕方にMRIを取るために眠り薬を飲まされました。

麻酔に関しての同意書にサインし、

(これも地味に怖かった・・)

検査にはパパしか立会いが出来なかったのですが

次男がベットの上で薬を飲まされて

ぼーっとした顔での写真が送られてきて、

これを見るだけでも涙が止まりませんでした。

MRIの結果が出るまでの間は本当に不安で。

ここが一番不安MAXな時間でしたね。

 

「万一脳に何かあったらどうしよう・・

麻酔で急変して何かあったらどうしよう・・」

 

こういう時って

どこまでもどこまでもネガティブに考えることができるんですよね。

なので、

「今私はネガティブな気持ちになっているけれど、

これは私自身が選択していること。

同じように、きっと大丈夫だと思うことも選択できるんだ」

こういう気持ちを持つことで

なんとか心の安定を保っていました。

(とは言え涙は気づくと出ていました・・)

 

MRIの結果は幸いにも特に異常なし。

結果を聞いたときはだいぶ力が抜けました。

 

入院中は面会が一切できないので、

パパに託して私は長男のお迎えへ。

 

ここから入院生活が始まりました。

 

病院のプレイルームで遊ぶ次男

 

2、多くの方からの支え

次の日は仕事も入っていたので

朝早く起きて長男を幼稚園に連れて行きました。

(いつもはパパが連れて行きます)

 

ふと次男のことが頭をよぎるけれど、

まずは目の前のことに集中。

 

仕事が終わってから

インスタで次男の顔面麻痺のことをストーリーに書いたら

多くの方からダイレクトメッセージが!

 

「次男くん大丈夫ですか?治ることを祈っています」

「うちの子供も2週間入院してその間は本当に辛かったです」

「顔面麻痺の情報見つけたから送るね」

 

などなど。

自分の中だけで抱え込んでたことが

皆のメッセージを読むたびに勇気と元気を貰いました。

あと意外と

入院している子供がたくさんいるということも分かって

自分達だけじゃないんだということも強く感じました。

 

こういう時って

本当に周りの方々からの支えがすごくありがたくて。

周りに温かい言葉をくれる方がたくさんいるこの環境も

本当にありがたいなあとしみじみ感じました。

 

同じように、

私も誰かが不安になったり困っていたりした時に

支えられるようになりたいとつくづく思いました。

 

あと病院の先生や看護師さんに関しても、

すごく忙しくて大変そうなのにいつも笑顔で接して頂いて

本当に尊敬の念を感じました。

 

3、信じて待つコト

入院期間中は1回だけ荷物を届けに行きました。

せめて私にできることを!

と自家製の甘酒も入れました

 

 

面会もできないので

抱っこしてあげることもできず。

こういう時って親が出来ることは

なかなかありません。

 

親が出来る最大限のこと。

それは

「我が子を信じて待つこと」

信じることも愛情です。

 

顔面麻痺という病気は1週間や1ヶ月で治るものでは

ありません。

完治までは半年以上かかることも多いです。

なかなかハッキリしない状態が続くので

不安になることも多いと思いますが、

そこは子供の回復力を信じて待つことしかできないと思っています。

 

4、ただ「在る」だけでいい

顔面麻痺になる前は、

次男の笑顔は本当に可愛くて最高だと思っていました。

(親バカですw)

 

 

それがもしかしたらもう100%の形では

見られなくなるかもしれないという状況になりました。

 

でも、私が思ったのは

 

「在るだけでいい」

 

笑顔が50%か80%か100%かなんか関係なく、

ただ次男が居てくれればそれでいい。

 

周りの人がどう思うかは分からないけれど、

私は次男の顔がどうなろうと次男のことが大好きです。

その気持ちに変わりはありません。

 

なので、

もし病気が治ったらそれはそれで本当にラッキーだし、

治らなかったとしてもそれで何かがダメになる訳ではない

今はそう思っています。

 

 

 

5、きっと大丈夫!

 

顔面麻痺は大人では割とポピュラーですが

(ちょうど次男と同じ時期にジャスティンビーバーさんも

顔面麻痺になられていました。)

子供では稀な病気です。

 

稀ということはそれだけ情報もないし

不安になることも多いということ。

 

このブログを読んでいる方で

お子様が顔面麻痺になられているという方も

いらっしゃるかもしれません。

 

顔面麻痺はほとんど命に関わる病気はないし

親がどんな姿になっても我が子は可愛いという

想いを持てればきっと大丈夫です。

 

顔面麻痺になってから約4ヶ月が過ぎました。

次男の顔は100%まではいきませんが、

60〜70%くらいまでは回復してきております。

 

先日保育園の先生からも、

「表情がだいぶ柔らかくなりましたね!」と言われました。

顔面麻痺を知らない方から見たら

気づかれない程度になりました。

 

先月は通院があったのですが、

病院の先生からも

「回復が早い方ですね!」

と言われて一安心。

 

あるブログで読んだのですが、

子供というのは体全体で

「成長する義務」を背負っているので

回復も早くなるそうです。

 

今顔面麻痺になってしまって

不安になっている親御さんもいらっしゃるかもしれません。

 

でも、きっと大丈夫!!

 

最近の写真です!

 

このブログが誰かのお役に立てたら嬉しいです。

最後までお読みいただきましてありがとうございました^^

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